年末年始期間中の営業について_菊正宗ネットショップ

お客様各位

平素は多大なるご愛顧を頂きまして誠にありがとうございます。

2023年年末から2024年年始の営業日について、
下記にてお知らせいたします。

12月25日(月):通常営業
12月26日(火):通常営業
12月27日(水):通常営業
12月28日(木):通常営業
12月29日(金):受注・問い合わせのみ
12月30日(土):休業日(土曜日)
12月31日(日):休業日(日曜日)
 1月1日(月):休業日(冬季休業)
 1月2日(火):休業日(冬季休業)
 1月3日(水):休業日(冬季休業)
 1月4日(木):休業日(冬季休業)
 1月5日(金):通常営業

<年末年始休業中の出荷予定>
・12月24日のご注文は12月26日に出荷
・12月25日のご注文は12月27日に出荷
・12月26~27日のご注文は1月5日に出荷
・12月28~1月4日のご注文は1月9日に出荷
・1月5~8日のご注文は1月10日以降の出荷
予定でございます。
また、2023年12月29日~2024年1月6日をお届け日にはご指定いただく事はできませんので、
ご理解下さいますようお願いいたします。

受注生産品、メーカー取寄せ品、銀行振込など営業中にお手配の時間が
必要なご注文や余裕を持って届け日指定を頂いているご注文は上記の限りではございません。
ご了承ください。
休業期間内のweb・メール・お電話およびFAXによるお問合せにつきましては、
2024年1月5日(金)以降に順次ご対応させていただきます。

大型連休となりますので、連休前後の配送等に遅れや影響が予測されます。
予めご了承頂き、お早めにご注文いただけますようお願い申し上げます。

ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

全国に点在する“紅葉”の名所。近頃のおすすめは京都の貴船神社界隈です。

光合成が関係する“紅葉”のメカニズム。光と気温の変化が絶景を魅せてくれます。

秋の風物詩のひとつに
“紅葉(こうよう)”があります。

しかし、実際の“紅葉”の見頃は
11月の晩秋から12月の初冬にかけて
のこと。

この“紅葉”に
大きく関わっているのが光合成です。

春から夏にかけて、
太陽の光、樹木が蓄えた水分、
そして
空気中の二酸化炭素による光合成で
樹木の維持・成長を行なっています。

その際、
葉は光合成に必要な葉緑体の中に
クロロフィルという色素を含むことで
鮮やかな緑色に輝きます。

しかし、夏を過ぎて
日照時間が短くなり、
気温が低くなることで
光合成の効率がどんどん低下。

それにも関わらず、
クロロフィルが
光を吸収し続けることで、
有害な活性酸素を
発生しやすくなっています。

そこで、樹木は防衛本能として
クロロフィルを排出し、
同時に光を遮る
アントシアニンという成分を
生成し始めるのです。

アントシアニンの赤い色素が
増加するのと同時に
クロロフィルが減少し、
葉の色は緑から黄色、
そして赤い色へと変化するのが
“紅葉”です。

黄色く色づくイチョウなどは、
アントシアニンを生成しない品種で、
緑のクロロフィルの減少によって、
もともと持っている黄色い
カロテノイドという
色素が目立ったものです。

葉が色づくことで、
木は葉に蓄えていた栄養を
樹木本体に吸収し、
色が変わった葉は、
やがて落ち葉に。

季節ごとに繰り返される
自然のサイクルの美しさがそこに宿り
私たちは毎年、見事な絶景を
目の当たりにできる訳です。

さて、
嵐山(京都)、
日光(栃木)、
邪馬渓(大分)が
日本三大“紅葉”の名所として
有名ですが、
それ以外にも見事な“紅葉”の名所が
全国に点在し、
自宅から少し足を伸ばせば、
容易に“紅葉”スポットに
たどり着けます。

近年注目されているのが
京都の奥座敷
“貴船のモミジ狩り”。

鴨川が“Yの字”に分岐する
叡山電車始発駅・出町柳駅から
約30分の貴船口駅が最寄り駅で、
貴船神社本社へと続く
南参道石段両脇の
燃えるような“紅葉”が
出迎えてくれます。

また、叡山電車の市原駅から
二ノ瀬駅までの
“モミジのトンネル”
と呼ばれる箇所は、
線路脇に立つモミジの葉先が
電車に触れるほど
隣接しているのが魅力です。

季節が深まるほど
色の濃い
鮮やかな
赤いカーテンの
間を縫うように走る様は、
まさに圧巻で
一見の価値があります。

実は、本当の見どころは
“モミジのトンネルの
ライトアップ”から
“貴船モミジ灯篭”へと続く
ライトアップされた
“夜のモミジ鑑賞”なのですが、
残念ながら、
今年のライトアップイベントは
11月26日(日)で終了。

叡山電車の車窓から迫り来る
“紅葉”や駅舎にそびえ立つ
モミジの木がライトアップされ、
貴船神社では
参道石段にずらっと並ぶ
赤い灯籠に火が灯り、
それを覆うモミジの様子は、
多分これまで観たこともないような
美しい幻想的な風景を醸し出します。

ライトアップは来年のお楽しみに残し
京都観光を兼ねて
あと少しは楽しめそうな
沿線に広がる深い赤色に染まった
“紅葉”を
観に行ってはいかがでしょうか。

心豊かなひとときになること
間違いありません。

火入れ回数を減らすことで豊かな香りを閉じ込めました。
しぼりたて純米大吟醸720mL

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冬の到来を告げる「木枯らし1号」。東西でその発表基準は異なります。

11月第2週、記録的な夏日から一転して初冬へ…季節は一気に動きました。

奈良時代に古代中国から歳時記が伝わり、
日本の気候風土に合わせた独自の
二十四節気や七十二候などとともに、
日本の歴史は刻まれました。

農業や漁業が中心だった
昔の庶民生活において、
歳時記は、農作業のタイミングや
魚の旬の時期を知る上で
欠かすことができない大切な情報です。

貴族階級にとっても、
季節行事や歌を詠む際に
重要な役割を果たしてきました。

歳時記と同じように、
季節ごとに異なる特徴をもつ“風”も、
季節の訪れや災害の前兆を判断する
ひとつの“ものさし”といえます。

日本各地の気候や地形に応じて吹く
“季節の風”にはそれぞれ
名前がつけられ、
その数は2000以上にものぼると
いわれています。

なかでも、群馬県で吹く北西の乾風
“上州のからっ風”や、
神戸の山から吹き降ろして来る冷たい北風
“六甲おろし”などが有名です。

また、
全国的な“風”の呼び名としては
春の嵐ともいわれる「春一番」、
そして冬の「木枯らし」など、
気象庁が季節の変わり目の指針として
毎年発表しています。

「木枯らし」はその名の通り、
木々の葉を枯らすような
冷たい冬の訪れを告げる風で、
発表されるのはその年の最初に吹く
「木枯らし1号」のみです。

太平洋側地域で晩秋から初冬の間に吹く
風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の
風のことを指します。

つまり、冬型の気圧配置になったことを
示す現象で、
“凩(こがらし)”の漢字を使うことも。

発表するのは東京(気象庁)と
近畿(大阪管区気象台)なのですが、
発表条件は東京と近畿で
微妙に異なります。

東京での発表条件は
“期間は10月半ばから11月末”
“季節風を伴った西高東低の冬型気圧配置”
“西北西から北の風向き”
“最大風速8m/s以上”。

一方、近畿は
“期間は霜降(10月23日前後)から
冬至(12月22日前後)”
“西高東低の冬型気圧配置”
“北寄りの風向き”
“最大風速おおむね8m/s以上”と、
東京と近畿とで判断基準は
微妙に異なります。

とくに近年、東京では2018年、2019年、
2021年、2022年に「木枯らし1号」の
発生は観測されませんでした。

今年、大きく季節が動いたのは
11月の第2週です。

11月7日に東京都心で“夏日”を記録。

1923年(大正12年)の11月1日に
観測した27.3℃を上回る
27.5℃となったことで、
100年振りの記録更新となりました。

また、11月6日と連続して
“夏日”となったことや
11月に3日目の“夏日”となったのも
観測史上初めての出来事。

この日は近畿でも
“夏日”ではないものの23.8℃と、
異例の暑さとなりました。

ところが、4日後の11月11日には
気候が一転し、今季一番の寒さとなり、
近畿では「木枯らし1号」を
観測したことを発表。

北海道や東北各地でも初雪を観測し、
東京でも冬型気圧配置となって
北寄りの風が強まったものの、
最大風速が7.4m/sにとどまり、
「木枯らし1号」の発表は
持ち越しとなりました。

とはいえ、週明けの
Tシャツで過ごせるほどの
“晩夏”のような陽気から、
週末の厳しい寒さの“初冬”へと
一気に冬模様に。

冷え込む寒い夜など、
鍋料理が美味しい季節の到来です。

もちろん鍋の横には、
旨い熱燗が欠かせません。

灘酒プロジェクトとして今年も特別な「灘の生一本」を発売中。
熱燗で呑む灘の生一本もまた格別です。

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1年中、美味しく食べられるマグロの旬をご存知ですか。

日本人が普段食べるマグロは5種類。種類や獲れる場所で旬が異なります。

マグロの旬は、意外と知られていません。

というのも、刺身や寿司ネタなど、
1年中スーパーや居酒屋などで見かけ、
いつも美味しくいただける
魚のひとつだからです。

日本で一番のブランドマグロとされる
青森・大間産の本マグロの旬は
12〜1月です。

2023年(令和5年)には、
豊洲市場で行われた新春恒例の
マグロの初セリで、
青森・大間産の本マグロ(212kg)に
総額3604万円(17万円/kg)の
最高値がつきました。

2022年(令和4年)の最高値は、
ほぼ同じ大間産本マグロ(211kg)が
1688万円(8万円/kg)なので、
kg単価が倍以上に上昇したことになります。

しかし、同じ青森の日本海側に
位置する深浦で獲れる本マグロは、
6〜10月が解禁期間で、
定置網やはえなわ漁によって
水揚げされる“夏”が旬です。

日本海を北上して、
青森の龍飛や大間など
津軽海峡へと向かう途中、
エサを求めて深浦町沿岸に来るのが
深浦産マグロ。

大間産などが“冬マグロ”と呼ばれるのに対して
こちらは“夏マグロ”と呼ばれ、
青森県下ナンバーワンの漁獲量を誇る
立派なブランドマグロです。

1本釣りの“冬マグロ”に比べて
やや小振りですが、ほどよく脂がのっており、
しっとりとした赤身が特徴。

その旨さは群を抜きます。

マグロの種類は世界で8種類あり、
日本で実際に食べられているのは5種類。

紹介した本マグロは“クロマグロ”のことで
体長3m、重量400 kgを超える
もっとも大型の種類です。

本物のマグロという意味で
本マグロと呼ばれます。

その身はコクが強く、
独特の風味や香りが魅力です。

産地により旬が異なります。

続いて、“クロマグロ”と並び高級店の
看板食材とされる“ミナミマグロ”。

体長2m、体重100kgほどの大きさで、
とろけるようなトロの甘みは絶品。

南半球にしか生息しないため
“ミナミマグロ”と呼ばれ、
日本に入ってきた最初のものが
インド産だったため“インドマグロ”とも呼ばれます。

旬は4~9月頃の春から秋にかけてです。

大きな目が特徴の“メバチマグロ”の
体長は2m、体重100kgほど。

日本近海に回遊してくるものは
10~12月頃が旬で、
銚子から金華山沖に回遊してくるものは
4~5月頃が旬なので、
1年に2度の旬を楽しむことができます。

尾ビレや背ビレが黄色いことが
名前の由来である“キハダマグロ”。

体長は1〜2m、体重40kgほどの小型のマグロで、
年間を通して漁獲量が安定しているため
価格が安い庶民派のマグロです。

高知と九州での旬は6〜11月頃ですが、
海外輸入ものも多く、
1年中楽しめるマグロです。

最後に“ビンナガマグロ”は
“ビンチョウマグロ”とも呼ばれる体長1m、
体重10〜20kgの小さなマグロ。

味はあっさりめですが、脂ののったビントロは
回転寿司でも人気メニューのひとつ。

こちらも1年を通して獲れる種類ですが、
三陸沖で獲れるものは
8〜12月頃が旬とされています。

今の時期に店頭に並ぶマグロは、
種類にかかわらず旬揃い。

旨い燗酒と合う絶妙な美味しい頃合いです。

生酛造りで醸した特別本醸造酒。兵庫県三木市吉川・口吉川
「嘉納会」特A地区産 山田錦100%使用。「超特撰 極上 720mL

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