厳かに披露される時代の大きな節目となる「即位の礼」。
間もなく、新しい天皇陛下の
御即位を披露する「即位の礼」が、
国の儀式として行われます。
さかのぼること約5ヵ月前、
日本全国が“新元号への改元”
に沸きました。
改元前の“改元される元号”の
予想ブームにはじまり、
“令和”改元後の、
出典を巡る賛否さまざまな
コメントが交わされる中、
意外にも若い世代の多くが
“意外とクール”という受け入れ
ムードであったことが印象的でした。
あの大騒ぎが随分前のお話であった
かのように、新元号・令和は
スムーズに受け入れられたようです。
平成から令和になるにあたって、
改元ばかりにスポットが当たって
いますが、本来は、
新天皇の即位に伴う改元で、
時代の節目として大切なのは
「即位の礼」といえます。
「即位の礼」は、
10月22日(火)から31日(木)まで
の9日間にわたり儀式が行われます。
儀式の内容、日程については、
政府公報より次のように
発表されました。
● 「即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)」
日程/10月22日(火)
御即位を公に宣明され、
その御即位を内外の代表が
お祝いする儀式で、
宮中で行われます。
儀式には、200近い外国の
元首・祝賀使節が参列されます。
● 「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)パレード」
日程/10月22日(火)
国民に広く御即位を披露され、
祝福を受けられるため、
天皇皇后両陛下のパレード
が行われます。
即位礼正殿の儀の終了後、
午後3時半に皇居・宮殿を御出発
になり、おおむね午後4時に
赤坂御所に御到着になる予定です。
- 当日に台風などによる荒天
の場合は、10月26日(土)に延期
(御出発・御到着時は同時刻)。 - 変更がある場合は、
前日10月21日(月)の18時30分
に発表されます。
● 「饗宴の儀(きょうえんのぎ)」
日程/10月22日(火)、25日(金)、29日(火)、31日(木)の計4日。
御即位を披露され、祝福を受けられるための饗宴が、宮中で行われます。
● 「内閣総理大臣夫妻主催晩餐会」
日程/10月23日(木)夕刻
内閣総理大臣夫妻の主催により、
外国元首・祝賀使節に日本の伝統文化を
披露し、理解を深めていただくとともに
、来日に謝意を表する晩餐会が
都内で行われます。
なお、「即位礼正殿の儀
(そくいれいせいでんのぎ)」が
開催される10月22日(火)は、
今年に限りの休日(国民の祝日扱い)
となり、官公庁、銀行なども
お休みになります。
さらに、日程をずらして、
「即位礼正殿の儀」で用いられた
高御座(たかみくら)等の一般参観が
東京、京都にて行われます。
- 東京国立博物館
日程/令和元年12月22日(日)~25日(水)
、令和2年1月2日(木)~19日(日)
令和2年1月6日(月)と
14日(火)は休館日
- 京都御所
日程/令和2年3月1日(日)~22日(日)
令和2年3月9日(月)と
16日(月)は休園日
世界最古の国・日本は、海外の脅威を受けず独自に発展した歴史。
一般的な見識として、
日本が、現存している
“世界最古の国”ということを、
以前のコラムでご紹介しました。
これは、“皇室(天皇家)”という
王朝が一度も滅びることなく、
現代へと続く“世界唯一の国”
ということを意味しています。
3000年とも、4000年とも
いわれる起源を有する中国ですが、
現在の中華人民共和国という
国家の樹立は1949年。
世界四大文明のひとつとされる
エジプトも、さまざまな大国の
侵略を受け、現在の国家が
樹立されたのは1919年と、
100年の歴史しかありません。
日本の歴史が長く続いている背景
には、極東に位置する島国
であったことが挙げられます。
大陸諸国のように陸続きではない
ので、海外列強国の侵略を
受けなかったということです。
日本でも数多くの内乱が
ありましたが、皇室(天皇家)
だけは絶えることなく続いている
ということです。
歴史上のさまざまな出来事を裏づける
のは、文献や史跡等に限られるので、
諸説ありますが、「古事記」
「日本書紀」によると、
初代天皇は神武天皇。
そこから数えて、今回の「即位の礼」は
、126代の今上天皇陛下の即位
を披露するものです。
この時期ばかりは、
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どれも新しい時代を迎えるに
ふさわしい逸品ぞろいです。