9月19日は「敬老の日」。菊正宗のサプライズギフトは、いかがですか。

日本の“平均寿命”は、世界第1位。近代になり、長寿化は一気に加速。

2022年に世界保健機構(WHO)が
発表した世界の
長寿国ランキングによると、
“平均寿命”がもっとも長い国は
日本で84.3歳。

これは2019年の
数値に基づいたランキングで、
加盟国194カ国が対象です。

男女別だと、男性は第2位で81.5歳、
女性は第1位で86.9歳となっています。

よく間違われるのですが、
“平均寿命”とはその年に生まれた
0歳児の余命を予想した数値です。

ヨーロッパ地域の平均は78.2歳、
アメリカは77.2歳、
西太平洋地域は77.7歳など、
“平均余命”は
どんどん長くなる傾向に。

これが、人生100年時代と
いわれるゆえんです。

あと何年生きられるのかを知るのには
“年代別平均余命”の数値の方が
現実的といえます。

働き盛りの40歳の“平均余命”は
男性が42.57歳、女性が48.4歳、
“還暦”を迎える60歳のときは
男性が24.21歳、女性は29.46歳、
さらに80歳のときは男性が9.42歳、
女性は12.28歳。

それぞれ算出基準の年齢に
“平均余命”を加えた数値が
“平均余命”で、年齢とともに
“平均余命”は増える傾向に
あることが分かります。

さて、過去の“平均寿命”を
紐解いた文献によると、
縄文・旧石器時代が15歳前後、
古墳・弥生時代が10~20歳代、
飛鳥・奈良時代が28~33歳、
平安時代は30歳、鎌倉時代が24歳、
室町時代は15歳前後、
安土桃山時代は30歳代、
江戸時代は32~44歳、
そして明治・大正時代は44歳前後。

江戸以前は過去を遡るにつれ、
記録があいまいで、
今のように厳格な戸籍制度が
確立していなかったので、
生まれた子供の数が
把握できていなかったり、
時代によっては
貴族だけで割り出していたり、
古い時代になると
人骨の推定死亡年齢から割り出すなど、
調査方法などはバラバラ。

とはいえ、ひとつの基準としては、
かなり興味深いデータともいえます。

近代になってからの“平均寿命”は、
終戦直後の1947年(昭和22年)が50歳
1951年(昭和26年)に60歳、
1971 年(昭和46年)は70歳、
2013年(平成25年)は80歳です。

これほど“平均寿命”が
一気に伸びた理由は、
乳幼児の死亡率の低下が大きく、
さらに医療の進化、食生活の変化、
生活環境の改善、
健康への意識などがあげられます。

つまり、非難されがちな高齢化社会は
何よりも時代の進化の
賜物といえるのです。

ちょっと悩ましい、「敬老の日」の対象年齢。

そんな高齢化社会において、
その役割が高まっているのは
「敬老の日」なのかもしれません。

今年の「敬老の日」は、
9月19日(第3月曜日)で、
“多年にわたり社会につくしてきた
老人を敬愛し、長寿を祝う日”
という趣旨が祝日法
(国民の祝日に関する法律)に
定められています。

この趣旨に深い意味が
詰まっているような気さえします。

ここで、ちょっと悩ましいのが、
「敬老の日」の対象年齢は
いくつかという点。

何歳からという決まりは、
もちろんありませんが、
最近は“還暦”を過ぎても
元気で健康的な若い印象の方も多く、
年齢で老人と決めつけられることへの
抵抗も少なからずあるようです。

かつては、“還暦”を迎えた
60歳の以降を老人とみなし、
会社の定年も60歳を
節目としたところが多く、
長寿祝いも“還暦”からスタートして
“古希(70歳)”“喜寿(77歳)”
“傘寿(80歳)”“米寿(88歳)”
“卒寿(90歳)”“白寿(99歳)”と
続くのが一般的です。

ところが、健康寿命が伸びたことで、
会社の定年や年金受給開始が
65歳以上に引き上げられ、
老人福祉法での老人は
65歳以上と定められ、
世界保健機構(WHO)でも
高齢者を65歳以上と
定義していることもあり、
老人は65歳以上という説が
有力視されるようになりました。

こうした背景を受けて、いち早く、
2002年(平成14年)、
長寿祝いに加わったのが65歳を祝う
“緑寿(ろくじゅ)”です。

年金受給開始、定年退職する人が
増加する年齢にあたり、
長寿祝いで労いと感謝を
伝えるという目的で
日本百貨店協会が制定しましたが、
ブームになるほどの
浸透はしていないようです。

これらの年齢に基づく
老人の定義とは別に、
間柄による老人の定義があります。
孫が生まれておじいちゃん、
おばあちゃんになるということで、
例えば、20歳で生まれた子が、
20歳で子供を産んだ場合、
40歳のおばあちゃんやおじいちゃんに。

老人と呼ぶにはほど遠い年齢ですが、
孫が生まれた喜びの方が勝るようで、
こちらの場合は、
結構すんなりと受け入れられる
ケースが多いようです。

菊正宗では、
「敬老の日」のギフトとして
「思いを伝える ネオカップセット」を
ご用意しています。

180mLの飲みきりサイズの
ネオカップを5種類20本揃え、
それぞれの蓋にひと文字ずつ貼付。

届いた箱を開くと、
“これからもお元気で🖤
飲みすぎ注意1日1本!”の
文字が読み取れる嬉しい仕掛け。

1日1本飲んだとして、
約3週間にわたって喜びが持続する
サプライズ感のある贈り物です。

これならば、年齢に関係なく、
誰もが嬉しい「敬老の日」の
お祝いになること請け合いです。