「菊正宗 2018年限定 可惜夜(あたらよ)」新発売

菊正宗 2018限定 可惜夜

260本の数量限定発売商品
「2018年限定 可惜夜」を、
11月22日に新発売

商品名の「可惜夜(あたらよ)」とは
明けるのが惜しいほど素晴らしい夜
という意味です。

商品ラベルには、大正3年に
大阪画壇の美人画の名手とも呼ばれる
北野恒富により描かれた菊正宗所蔵の
ポスター原画をデザインに取り入れ、
美人画の女性に心奪われるような
魅力的な商品にという思いを
込めました。

上品な口当たりで、味わいは
すっきりとしながらも
ほのかにフルーティー。

冷やして飲むことを
お勧めいたします。

一口飲み、味わいの余韻に
浸りながら少しずつ…。

後を引く美味しさに心を奪われる。

心のままに、無垢なる味わいを
妨げぬよう、造りの詳細は
非公開と致しました。

菊正宗が359年培ってきた技術を礎
とし、研鑽を重ねた最先端が、本品
「2018年限定 可惜夜」です。

伝統的な醸造技術を受け継ぎ
ながらも、そこに甘んじることなく
旨い酒づくりに精進する心意気を
詰め込んだ商品

冬の愉しみ…鍋と日本酒。

11月7日は、鍋の日。

地球温暖化が議論されるようになって
約30年経ちましたが、先頃、
太陽の黒点活動の減少に伴って
2030年までに小さな氷河期が訪れる
との専門学会の発表がありました。

暑くなるのか、寒くなるのか…
季節ごとの行事や歳時など、
四季にうるさい日本人にとっては、
かなり悩ましいことになりそうです。

現実問題として、11月7日に
立冬を迎えたというのに、
まだ“初雪”の便りが届かず、
朝夕が少し涼しくなった程度で、
冬の気配はそれほど感じません。

11月上旬に初雪の観測がなければ、
1886年以来132年ぶりの
椿事(ちんじ)となります。

今年は台風の当たり年でもあり、
気象庁の“異常気象の年”との
発表があったことを考えると、
少しずつ季節が変わってきて
いるのでしょう。

とはいえ、今年の紅葉の見頃は
北・東日本は平年より少し遅く、
西日本は平年並み程度との予想
なので、これから急激に冬へと
駆け足で突き進んで
いくものと思われます。

11月7日は「鍋の日」でしたが、
それほど冷え込むこともなく、
鍋が恋しい季節には、
少し早いのかも知れません。

「鍋の日」は某食品メーカーに
よって、2001年に制定されました。

“11(いい)7(な)べ”という
語呂合わせと、二十四節気のひとつ
である“立冬”は、毎年変動するもの
の、11月7日になることが多いという
ことで、この日になったそうです。

11月7日は、
日本畜産副産物協会が制定した
「もつ鍋の日」でもあります。

こちらも“11(いい)もつ7(な)べ”
の語呂合わせから来ています。

日本酒の“旨み”と出汁の相乗効果。

日本酒は、他のお酒と比較して、
より多くのアミノ酸やコハク酸などの
旨み成分を持つお酒です。

日本酒の旨みは、複雑な醗酵工程
により生まれるもので、
他のアルコール類と比較した場合に、
その数値は群を抜きます。

この旨みのおかげによる、
和・洋・中…幅広い料理に合う
包容力が日本酒の魅力です。

料理に合った酒質を選ぶことが前提
ですが、日本酒の旨みが料理の旨みと
合わさり、その相乗効果によって
料理の味わいを
より一層引き立てます。

すべての鍋料理が和食という
訳ではありませんが、互いに
“和食に合うお酒”“日本酒に合う料理”
として発展してきた長い歴史の中で、
鍋料理との相性の良さは
抜群といえるでしょう。

鍋料理は、ひとくくりにできない
ほど、そのバラエティは豊富です。

いろんな鍋料理に合う
日本酒の選び方を
ご紹介しましょう。

 

【水炊き】

あっさりとした昆布出汁で素材
そのものの味を楽しみます。

鶏肉や豚肉とたっぷりの季節野菜。

ポン酢でいただく
さっぱりとした鍋です。

    • 素材の味わいを最大限に
      引き出す、飲み口がスッキリ
      とした「本醸造」や
      「生酛純米」がおすすめ。

「本醸造」は燗酒で楽しみたいもの。

【かにすき】

昆布ベースのやや薄めの白出汁。

カニの旨みが溶け出して
香り高い濃厚な出汁に大変身。

締めのカニ雑炊は絶品。

溶き卵を回し入れ、
刻み海苔をお忘れなく。

変わり種としてカニの甲羅に
お酒を注いだ“甲羅酒”に
挑戦してみてください。

  • 出汁の濃厚さに負けない、
    重厚な旨みの
    「生酛純米」が最適。

お好みで冷や、もしくは熱燗、
どちらも楽しめます。

【すき焼き】

砂糖と醤油をベースにした
甘辛さが素材に広がる
全般的に濃い味付け。

まずは牛肉を味わってから、
甘辛い味が浸みた豆腐やお麩、
厚揚げ、シラタキ、キノコ類、
白菜、春菊などを溶き卵に
くぐらせていただきます。

  • すき焼きの濃い味付けに
    合わせるには淡麗では
    料理の味に負けます。

しっかりとした旨みの芳醇な
「樽酒」がベストチョイス。

菊正宗 純米樽酒 720ml

【醤油ちゃんこ寄せ鍋】

醤油ベースのカツオと昆布の
合わせ出汁。

具材の主役は魚介系で。

魚介類から染み出た
たっぷりの旨みと
野菜のエキスにより、
締めの雑炊まで楽しめます。

雑炊にはポン酢をひとかけ。

  • しっかりとした深い旨みの
    「生酛純米」を熱燗で。
    冷やなら「生貯蔵酒」
    がおすすめ。

【もつ鍋】

ショウガとニンニクの風味が、
もつの臭みを取り除いて
旨みを際立たせます。

醤油ベース、味噌ペース
どちらでもお好みで。

  • 濃い味わいと独特なコク
    に負けない厚みのある
    「生酛純米」がおすすめです。

【カキの土手鍋】

海のミルクと称される新鮮なカキは、
白味噌ベースの少し甘み
のある独特な風合い。

冬の醍醐味としてシーズンに
一度は楽しみたいもの。

  • 白味噌独特の甘みとコクには、
    「生酛純米」の厚みのある強い旨み
    がマッチします。

 

せっかくの鍋の季節。

12月が近づく頃には、
少しだけ寒くなって、
コタツを囲んで
“美味しい鍋と日本酒”
といきたいところです。

日本酒の神様を奉る京都・松尾大社。

11月7日は、醸造祈願の「上卯祭」。

日本では、古来より
「八百万(やおよろず)の神」
という考え方が
生活の中に融け込んでいます。

これは自然界すべてに
神が宿っているという
古くからの教えが基本です。

この考え方は、
仏教やキリスト教などの特定の
宗教を信仰されている方にも、
日々の生活の中で意識する
ことなく受け継がれています。

つまり山の神や海の神、
台所の神、便所の神、
普段何気なく食べているお米にも
神様が宿っていると考えられて
いるということです。

最近では、やや希薄になった感も
ありますが、茶碗に米粒を残して
“ごちそうさま”をすると、母親
から「ごはん粒が残っている!
神様の罰が当たるよ」
と叱られたもの。

お正月の初詣をはじめ、プロ野球
球団が開幕前に優勝祈願を行うのも、
受験の時にお守りを持つことも、
玄関にイワシの頭を飾ることさえも、
宗教の敬虔な儀式というよりは、
漠然とした神様に対する参詣や
祈願が、生活習慣に組み込まれて
いるといったところでしょう。

もちろん、お酒にも神様がいます。

ローマ神話のバッカスは有名ですが、
日本にも酒神が存在しています。

京都最古の神社とされる「松尾大社(
まつのおたいしゃ)」に祀られている
「大山咋神(おおやまくいのかみ)」
が酒神として有名です。

松尾大社は、701年(大宝元年)に
文武天皇の勅命により秦氏(はたうじ)
が現在の場所に造営、松尾山の磐座
(いわくら)に祀られていた神霊を
社殿に移して祀ったとされます。

秦氏一族に酒造りに長けた技能者が
多かったことから、室町時代末期
には“酒造第一租神”として崇拝
されるようになりました。

ここ松尾大社では、
「上卯祭(じょううさい)」
「中酉祭(ちゅうゆうさい)」
というお酒にまつわる大きな
神事が毎年行われています。

醸造祈願祭である上卯祭は、
中世から近世にかけて、とくに
江戸時代に全国の醸造家が
「太々神楽(だいだいかぐら)」
を奉納し醸造安全の祈願をした
のが起源とされています。

全国各所の酒神を祀る神社でも
上卯祭を行っているところがあり
ますが、松尾大社では、とくに
蔵元関係者や多くの杜氏が参集する
大きな行事となっています。

毎年、11月上卯の日
(その月の最初の卯の日)
に行われます。

本殿で祝詞奏上などの神事が行われ、
その後、大蔵流茂山社中による
狂言・福の神を奉納することで
醸造安全を祈願し、守札として
大木札(だいもくさつ)
を授かります。

持ち帰ったお札を蔵に奉斎し、
その年の酒造りを開始するのが
通年の慣わしです。

年が明けて酒造りが終盤を迎える
4月中酉の日
(その月の二番目の酉の日)に
醸造完了を感謝する神事の
中酉祭では、山吹の花を携えた
巫女による神楽・倭琴の舞
(やまとごとのまい)が奉納され、
そのシーズンの酒造りを終える
ことになります。

 

松尾大社はパワースポットの宝庫。

松尾大社はパワースポットしても人気
の観光景勝地です。

本殿の参拝とともに、
ぜひ訪れたいものです。

本殿横に位置する「亀の井」は、
湧き水で、“大山咋神がこの水を
汲み置いていたら、一夜にして酒
となり、その酒を諸国の神々に
振る舞った”という伝説が
残されています。

境内から入山できる松尾山には
「霊亀の滝」というパワースポット。

清流が流れ落ちる滝には、
甲羅に文字が刻まれた多くの霊亀が
表れたとされます。

その霊亀を守るようなカタチの
天狗岩も鳥居のすぐ近くに鎮座。

松尾山の山頂近くには、
元々の磐座が残されており、
神秘的な凛とした空気感が漂い、
訪れた人の心を浄化するとか。

観光客で賑わう嵐山・渡月橋から、
南へ徒歩約1kmのところに
松尾大社は位置しています。

のどかな桂川沿いを散策しながら、
ぜひ訪れてみたいものです。

日本酒の定番ともなった「さけパック」。

菊正宗 ピン 2018

毎年11月1日は、キクマサピンの日。

毎年11月1日は
「キクマサピンの日」です。

これは一般社団法人日本記念日協会
に認定された
レッキとした公式の記念日。

秋が深まって
日本酒が美味しくなる季節、
そして「ピン=1」にかけて、
1が3つ並ぶこの日を
「キクマサピンの日」として
登録したものです。

数字の「1」がピンと呼ばれる
由来をご紹介します。

「ピンからキリまで」
という慣用句があり、
“最上のものから最低のものまで”、
または“最初から最後まで”を
表す表現として使われていますが、
「キクマサピン」はこの最上を
願って命名されました。

ピンは“点”を意味するポルトガル語
「pinta(ピンタ)」が語源と
なってカルタやサイコロの目の
「1」をピンと呼ぶようになり、
転じて“初め”“最上”の意味
として広まりました。

「キリ」は“限り”を意味する「切り」
を語源といわれています。

その意味は、
“終わり”“最低”を表しています。

また、花札の“桐”からというのも
有力な説。

花札には12種類の植物が描かれて
いますが、それぞれに月が
当てはめられ、松は1月、梅は2月
…最後の12月が桐。

最後の月を表す“桐”からきている
ということです。

その他にも、“十字架”を意味する
ポルトガル語「cruz(クルス)」
が転じた語で、「十」の意を持ち、
“終わり”を意味するという
説もあります。

キクマサピンの発売は
1983年(昭和58年)9月にまで
さかのぼります。

当初から紙パックのお酒として
販売していましたが、
翌1984年(昭和59年)1月に
「ピン」の愛称がつけられ、
テレビCMなどを通じて、
お茶の間に浸透していきました。

キクマサピン発売から35年
経った今も、菊正宗の“顔”
となる商品としてロングセラー
を続けている訳は、
その深い味わい。

日常飲みの“ケ”のお酒として、
晩酌に欠かせない定番としての
地位を確立している証といえます。

地球に優しい日本酒業界。

江戸の昔、酒屋の店頭に並んだ
樽から、客が持ち込む陶器製の
通い徳利やひょうたん徳利などに
お酒を入れる量り売りスタイル。

それが明治になり、ガラス瓶が
使われるようになりました。

大正時代には、機械による一升瓶の
大量生産が可能になったことで、
瞬く間にガラス瓶が普及。

それまで地産地消が主とされていた
地酒を、他の地域へと容易に運送
できるようになったのも
ガラス瓶の功績のひとつ。

ガラス瓶は、実に100年以上も
前から現在に至る“日本酒の容器”
として定着することとなりました。

計量単位が変更になった今でも、
720mlを「四合瓶」、1.8Lを
「一升瓶」と呼ぶ習慣は、
長い歴史が物語っているといえます。

この長い歴史の背景には、ガラス瓶が
全国統一の規格であったことと、
酒販店や自治体、回収業者の連携に
よるリターナブル瓶(回収再使用瓶)
ということがあげられます。

とくに日本酒の酒瓶は、
“リユースの優等生”に例えられる
ほど回収率が高く、
この瓶回収の仕組みは
早くから確立していました。

現在でも、約8割が
回収瓶を使用しています。

ところで、1.8L瓶の出荷量は
全体の約3割、その他サイズの瓶が
約2割、紙パックは実に約5割を
担っているのをご存知でしょうか。

それほど紙パックの日本酒は、
家庭に定着しているのです。

紙パックの日本酒が最初に登場した
のは、1960年代後半のこと。

最初に180mlの三角形の紙パックが
登場し、やがて1.8L紙パックと
なりましたが、当初はお酒への
紙の臭い移りや日本酒の液漏れが
あったため、全国的な普及には
至りませんでした。

そこから紙パックの構造の研究
が進み、幾重もの多層構造
となって、問題点が解消され、
一気に紙パックの普及へ。

キクマサピンは発売当初から
5層構造で、美味しさをキープ
しています。

紙パックのお酒とはいえ、
侮るなかれ。

35年のロングセラー
「キクマサピン」の深い味わいは、
長い歴史の中で、より一層磨き
をかけ、菊正宗の主力商品として
やがて訪れる50周年、100周年を
見据えています。

11月1日はキクマサピンを
お試しあれ。

菊正宗 ピンパック900ML 

「菊正宗 正宗印 ハンドクリームセラム 70g」

菊正宗 ハンドクリームセラム

肌がよろこぶ美容成分を
贅沢に配合し、

明るくうるおいに満ちた
美肌にみちびく。

日本酒の主要原料である“麹”。

酒蔵の杜氏の手がキレイなのは、
この“麹”に触れているからだ
といわれています。

米からできる“麹”には、ビタミンや
アミノ酸・セラミドといった肌に
うれしい成分が満載なのです。

白麹エキスで杜氏の手のような
やわらかで美しい手肌を実現します。